2025/07/13 13:56
「買ったはいいけど、意外と着こなし難しいな…」「音楽好きアピールが強すぎるかも…」
そんな不安から、クローゼットに眠らせたままのバンドTシャツはありませんか?
この記事では、バンドTシャツをこよなく愛する筆者が、アーティストや音楽ジャンルごとの着こなし術を、イメージ画像付きでご紹介します。
1. 【ロック(クラシックロック)】
代表バンド:Led Zeppelin/Pink Floyd/The Rolling Stones
クラシックロックのTシャツは、プリント自体が作品のような完成度。ヴィンテージ風の加工がされているものも多く、デザイン性が高いアイテム。
特にツェッペリンやピンク・フロイドのTシャツは、大判でシンボリックなグラフィックが多く、シンプルな着こなしでも十分に映えます。
おすすめコーデA:
ツェッペリンT(フェードブラック)× ライトブルーデニム(テーパード)× スエードローファー
ブラウン系ジャケットを肩掛けして、**“アダルトロック感”**を演出

おすすめコーデB:
ローリング・ストーンズの口ロゴT × カーキのベイカーパンツ × 白スニーカー
カラーミックスで“抜け感と遊び心”を出すのが◎

ここに気をつけよう!
あまりにも新品感が強い&プリントが大きすぎると、ライブ帰りのおじさん風になりがち
このジャンルを好む人のイメージ:
こだわりが強く、音楽もファッションも“背景”を大切にする
自分の好きなカルチャーを静かに、でもしっかり主張したいタイプ
2. 【メタル】
代表バンド:Metallica/Slayer/Iron Maiden/Judas Priest
メタル系Tシャツは、黒地×過激なプリントが定番。スカル、炎、剣など強いモチーフが多く、コーディネート全体に「圧」が出やすいジャンル。
そのぶん、素材やバランスで緩急をつけるのが鍵です。
おすすめコーデA:
Metallica T(オーバーサイズ)× 黒スキニーデニム × 厚底スニーカー
上半身にボリュームを持たせて“今っぽく”

おすすめコーデB:
Iron MaidenのグラフィックT × ナイロン素材のジョガーパンツ × チェルシーブーツ
ほどよくモードな方向に振ることで“野暮ったさ”を回避

アクセ術:
細めのチェーンやリングを重ねづけすると、ストリート感が増す
キャップよりニット帽やバケットハットが◎
ここに気をつけよう!
バンドTにダメージデニム+ライダースを合わせると「10年前のV系風」になりやすいので注意
このジャンルを好む人のイメージ:
自分の“ダークサイド”や攻めた感性を肯定したい
重厚なサウンド同様、服装でも個性を押し出したいタイプ
3. 【パンク】
代表バンド:Misfits/Sex Pistols/The Clash/Ramones
「反骨」「自由」「脱構築」がパンクファッションのベース。
Tシャツそのものも、ロゴだけのシンプルなものから、コラージュ風のデザインまで多種多様。
おすすめコーデA:
Misfitsの白黒T × 黒デニム × Vans Old Skool
ストリート感+古着感で“あえてのユルさ”を演出

おすすめコーデB:
Sex PistolsのコラージュT × レザーパンツ × レザーブーツ
アナーキーな雰囲気を残しつつ、全体はモノトーンで引き締め

着こなしのコツ:
あえて「雑に着る」ことで、こなれた印象に
首元が少し伸びたTシャツや、くたびれた質感の古着が似合うジャンル
ここに気をつけよう!
全身をパンクアイテムで固めると“コスプレ化”してしまう
1点主張アイテム+2点ベーシックを意識して
このジャンルを好む人のイメージ:
ストリートカルチャーやDIY精神を愛する
“不完全さ”をファッションに取り入れたいタイプ
4. 【ポップ/ブリティッシュロック】
代表バンド:The Beatles/Queen/Oasis/Blur
どこか品があり、親しみやすいイメージがあるブリティッシュロック。
Tシャツのグラフィックもレトロ感があり、ユニクロなどでもよく見かけるジャンル。
おすすめコーデA:
The Beatles T × ネイビーのワイドパンツ × 白スニーカー
ジャケットを羽織るのも“UK調カジュアル”になって◎

おすすめコーデB:
OasisのロゴT × ネイビーのテーパードスラックス × ランニング系スニーカー
全体をクリーンにまとめると、音楽Tっぽさが薄れて洗練される

色使いのコツ:
モノトーンだけでなく、ネイビー、バーガンディ、フォレストグリーンなど“英国感”のある色を積極的に
ここに気をつけよう!
ボトムスがヨレヨレだと全体が「部屋着風」に見えがち
このジャンルを好む人のイメージ:
ノスタルジックで、ストーリーのあるファッションが好き
シンプルだけど、“どこか音楽的”なニュアンスを足したい人
5. 【グランジ】
代表バンド:Nirvana/Soundgarden/Pearl Jam
90年代のグランジブームの象徴ともいえるニルヴァーナ。
Tシャツも色落ち、シワ、脱力感を“あえて”楽しむのがこのジャンル。
おすすめコーデA:
Nirvanaの黄スマイルロゴT × ワイドデニム × コンバースハイカット
上からネルシャツをラフに羽織って、肩の力が抜けた雰囲気に

おすすめコーデB:
バンドT(ビッグサイズ)× カットオフデニム × サンダル+ソックス
フェスや休日の“くつろぎ感”を意識

グランジのキーワード:
「くたびれ感」「色落ち」「ルーズさ」「無造作」
髪型もセットしすぎないくらいが◎
ここに気をつけよう!
全身だらしなくすると“ただの不精”になってしまうので、靴や時計など一点に「整え感」を
このジャンルを好む人のイメージ:
完璧を求めないマインド
生活の中で音楽や感性を大切にしている人
まとめ:バンドTは“ジャンルのスタイル”をコーディネートに取り入れよう!
音楽ジャンルごとにスタイルが異なるように、バンドTの着こなしにも「世界観」があります。
自分がどんな音楽を聴いて、どんなテンションでそのTシャツを着ているか。
それが伝わるようなコーディネートは、単なるオシャレを超えて「自分らしさ」の発信です。